Item Registration：代理投稿

• 目的・用途

Item Registrationの一部として、画面上の設定エリアで代理投稿者を指定する。

• 利用方法

アイテムメタデータ登録画面の[Contributor]エリアで「Other user」ラジオボタンを選択すると、ユーザ設定エリアが表示される。そこで入力されたユーザを代理投稿者として設定する。

• 利用可能なロール

※一般ユーザーは、ロールとして利用可能に設定することはできないが、個別のユーザーをAction Userとして設定することはできる。

• 機能内容

1. アイテムに代理投稿を指定する

• アイテムメタデータ登録画面に[Contributor]エリアを表示する

• アイテムの登録者は、Contributorをシステムに登録されている他のユーザから選択できる
  ただし、アイテム登録者は、他ユーザを選択してもContributorとして有効のままとする

• デフォルトは[This user]とする（アイテム登録者のみをContributorとする）

• 他のユーザから選択する場合は、[Other users]を選択する
  選択すると、ユーザ設定エリア(下記2項目)が表示される

  • Username

  • Email

• 上記の2項目に任意の文字列を入力すると、インクリメンタルサーチでヒットするユーザが候補一覧に自動表示される

  • ヒットするユーザが無い場合、「No result found」のメッセージを候補一覧に表示する

• ユーザ候補一覧よりユーザを選択すると、該当ユーザの「Username」、「Email」が自動入力される

• 「Username」及び「Email」を手動入力することもできる

• ［次へ（Next）］ボタンを押したときに、以下のチェックを行う

  • 入力したUsernameが存在しない、または[Other users]を選択してユーザ設定エリアに何も入力していない場合は、指定されたユーザが存在しない旨メッセージを表示し、入力確定できない
    メッセージ：
    「Shared user information is not valid
    Please check it again!」

  • Usernameを入力しておらず、入力したEmailが存在しない場合は、Usernameの入力が必要である旨のメッセージを表示し、入力確定できない
    メッセージ：
    「An error ocurred while processing the input data!
    Cannot read properties of null (reading 'username')」

  • 入力ユーザがアイテム登録ユーザーであれば、メッセージを表示する
    メッセージ：「You cannot specify yourself in "Other users" setting.」

• Contributorとして指定されたユーザは、アイテム登録者と同様に該当アイテムの登録(編集)権限が付与される

• Contributorの設定は1つのユーザのみできる

• 関連モジュール

• 「weko_items_ui」：代理投稿を登録する処理モジュールである

• 「weko_workflow」：アイテム編集可能な権限をチェックする処理モジュールである

• 処理概要

アイテム登録/編集画面に代理投稿を登録する処理

• アイテム登録/編集画面で「Contributor」エリアのテキストボックスにクリックすると、「get_search_data」メソッドでデータを以下の情報から取得する

  • 「Username」：「userprofiles_userprofile.username」

  • 「Email」：「accounts_user.email」

• 「Contributor」エリアのテキストボックスに任意の文字列を入力すると、「autocomplete」メソッドで入力したテキストにヒットするデータを候補一覧に表示する

• ユーザ候補一覧よりユーザを選択すると、「validate_user_info」メソッドで選択したユーザー情報をチェックし、「get_autofill_data」メソッドで「Username」と「Email」テキストにユーザー情報を表示させる

• ［次へ（Next）］または［保存（Save）］ボタンを押すと、代理投稿としてユーザー情報を再度チェックする、問題なければ、入力したユーザーが「shared_user_id」としてメタデータに保存する

アイテム編集の権限を確認する処理

• アクティビティにアクセスすると、「check_authority_action」メソッドでログインしているユーザーの権限をチェックし、管理者及び登録者以外、ログインしているユーザーIDが「shared_user_id」に属すれば、アクティビティ詳細画面に移動する

• 更新履歴