サイト情報

• 目的・用途

リポジトリ管理者として、サイトの情報を登録する機能である。また、サイト名は多言語対応できる

• 利用方法

【Administration＞設定（Setting）＞サイト情報（Site Info）】の順でSite Info画面へ遷移して利用する。

• 利用可能なロール

• 機能内容

• 【Admin > Setting > Site Info】：サイトの情報を登録する。

  • 登録項目は以下通りである。

    • 「サイト名」（Site Name）

      • サイト名称を入力するテキストエリア

      • デフォルト値は、「サイト名未設定」（Site name is not set）とする。

      • 「サイト名の追加」（Add site name）ボタン及び言語プルダウンを設ける。

        • 「サイト名の追加」（Add site name）ボタンを押すと、「サイト名」および「言語」の入力欄を最下段に1行追加表示する。

        • 言語プルダウンの選択肢は【Administration >設定（ Setting）> 言語表示（Language）】での「登録言語」に登録されている言語一覧とする。デフォルト値は「登録言語」の1番目の言語とする。

        • 入力欄がシステム言語の数と同数になったら、このボタンは不活性とする。

        • 同一言語に一つサイト名のみを設定できる。

    • 「ファビコン」（Favicon）

      • 「アイコンファイルの選択」（Select icon file）ボタンを設ける。

      • デフォルトは、JAIRO Cloudのアイコンを設定しておく。

      • 押下するとファイル選択ダイアログが表示される。

      • 選択ダイアログはアイコンファイルのみ選択可能とする。

      • ファイル選択が完了すると、ファイル名表示欄に選択ファイル名を、アイコンプレビュー表示欄にプレビューを表示する。

    • 「著作権」（CopyRight）

      • このサイトの著作権を設定する。ここで入力された項目は、htmlの\\のname="copyright>属性に出力する。

      • デフォルト：空白

    • 「記述」（Description）

      • このサイトの概要を設定する。ここで入力された項目は、htmlの\\のname="Description"属性に出力する。

      • デフォルト：空白

    • 「キーワード」（Keyword）

      • このサイトの概要を設定する。ここで入力された項目は、htmlの\\のname="keyword"属性に出力する

      • デフォルト：空白

    • 「トラッキングID」（Tracking ID）

      • Google AnalyticsのトラッキングIDを設定する。Admin画面で設定した値は GOOGLE_TRACKING_ID_USER として admin_setting テーブルに保存する。

      • デフォルト：空白

    • 「AddThis ID」（AddThis ID）

      • AddThisのトラッキングIDを設定する。Admin画面で設定した値は ADDTHIS_USER_ID として site_infoテーブルに保存する。

      • デフォルト：ra-5d8af23e9a3a2633

    • 「OGPイメージ」（OGP Image）

      • og:imageへ設定するための画像アップロード機能を追加する。ファイル形式は JPG, PNG, WEBP, GIF フォーマット、ファイルサイズは 5MB 未満とする。
        アップロードしたファイルの保存ディレクトリは Files > Location で設定しているディレクトリに統一する。
        本画面で設定した画像ファイルは、WEKO3のWeb画面のheadタブ内にあるmetaタグのcontentにファイルのフルパスで表示する。
        ※OGP Imageに画像をアップロードしていない場合: content="" となる。

      • デフォルト：空白

  • 「保存」（Save）ボタンを押すと、

    • バリデーションを実施し、問題がなければデータベースに設定値を保存し、メッセージを画面の上部に表示する
      メッセージ：
      日本語：「サイト情報が正常に保存されました。」
      英語：「Site info is saved successfully.」

    • データベースには、設定された値を記録する。

    • バリデーションエラーが発生したら、エラーダイアログを表示後、入力画面に戻る。

    • エラーダイアログにはバリデーションエラー内容を表示する。

  • バリデーション及びエラーメッセージ

    • サイト名が一つも設定されていないとき
      エラーメッセージ：
      日本語：「サイト名は少くとも１つ設定する必要があります。」
      英語：「Must set at least 1 site name.」

    • サイト名を複数設定する際に、同一言語を選択したとき
      エラーメッセージ：
      日本語：「同一言語を複数のサイト名に設定されています。」
      英語：「The same language is set for many site names.」

    • トリミングしたサイト名が空文字であるとき
      エラーメッセージ：
      日本語：「×サイト情報を空のフィールドに入力してください。」
      英語：「Please input site information for empty field.」

    • 選択していた言語が登録言語から削除されたとき
      エラーメッセージ：
      日本語：「削除された言語は利用できません」
      英語：「Language is deleted from Registered Language of system」

    • サイト名はトリミングした入力値を保存すること
      ※サイト名をHTMLとして埋め込む際はエンコード処理を実施するなど配慮すること

• 設定されたサイト名及びファビコン表示について

  • サイト名表示

    • 設定されたサイト名は、全ての画面で\タグの値に設定する。

    • \に設定する値は、システムの言語設定に合わせた言語のサイト名を表示する
      なお、システム言語にマッチするサイト名が設定されていない場合は、英語、もしくは最上位の言語のサイト名を表示する。

  • ファビコン表示

    • 設定されたアイコンをシステムのfaviconとして設定する。

• OGP対応

  • サイト情報をOGP(Open Graph protocol)で出力する。

  • meta要素としてog:titleを出力する。

  • meta要素としてog:urlを出力する。

  • meta要素としてog:imageを出力する。

  • meta要素としてog:descriptionを出力する。

  • meta要素としてog:localeを出力する。。値としてリポジトリサイトのデフォルトロケールを出力すること

  • meta要素としてog:locale:alternateを出力する。値としてリポジトリサイトが対応するデフォルト以外のロケールを出力すること

• Admin/setting/site info の「サイト名」に入力された値をフィードバックメールの件名、本文内に反映する。

  • 日本語メールには日本語サイト名を、英語メールには英語サイト名をセットする。

  • 空欄のサイト名の場合は「No Site Name」と表示する。

• 関連モジュール

• weko-admin

• 処理概要

• 登録するサイト情報を入力後に[保存（Save）]ボタン押下すると、weko_admin.views.update_site_infoが呼び出され、その中でweko_admin.utils.validation_site_infoを使用し、入力値のエラーチェックを行う。
  入力値に問題がなければ、db内のsite_infoテーブルに情報が保存される。

• 更新履歴