簡易検索(全文検索・キーワード検索)
目的・用途
本機能は、ユーザーがアイテムを検索する際に用いる機能である。
タイトルや著者名等の項目を指定せず、全ての項目を対象に検索を行うことで、目的のアイテムを見つけることができる。
利用方法
メインコンテンツ」ウィジェットの[トップ(Top)]タブにある検索テキストボックスに文字列を入力し、入力エリア右隣の[検索(Search)]ボタンを押下することで、検索結果が表示される。
利用可能なロール
ロール | システム 管理者 |
リポジトリ 管理者 |
コミュニティ 管理者 |
登録ユーザー | 一般ユーザー | ゲスト (未ログイン) |
---|---|---|---|---|---|---|
利用可否 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
機能内容
「メインコンテンツ」ウィジェットの「トップ」タブ画面の上部にアイテム検索エリアを設ける。
アイテム検索エリア
検索テキストボックスを表示する。
検索方式ラジオボタン([全文(Full text)]と[キーワード(Keyword)])を表示する。
[全文(Full text)]ラジオボタンにチェックを入れる場合、
登録されたアイテムのメタデータと登録されたコンテンツの内容から検索される。[キーワード(Keyword)]ラジオボタンにチェックを入れる場合、
登録されたアイテムのメタデータから検索される。デフォルトでは[全文(Full text)]ラジオボタンにチェックが入った状態である。
検索テキストボックス右隣にある[検索(Search)]ボタンを押下することで、入力された文字列でアイテム検索を行う。
[検索(Search)]ボタンを押下せず、テキストボックス内にカーソルキーがある状態でエンターキーを押下することでも検索できる。
検索文字列を入力しない場合、検索条件無しとする。(登録データの全件を対象とした検索となる。)
文字間に空白を入れることでAND検索を行うことができる。
以下の特殊な意味をもつ英字のみでは検索を行うことができない。
a, an, and, are, as, at, be, but, by, for, if, in, into, is, it, no, not, of, on, or, such, that, the, their, then, there, these, they, this, to, was, will, with以下の特殊文字は検索時に指定できる。
入力された特別文字は内部的にエスケープする。
+ - = && || ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : \ /
エスケープできない文字(「\<」「>」)で検索を行った場合は、「’\<’,’>’は検索に使用できません。」とエラーメッセージを表示する。
[検索(Search)]ボタンの右にある[詳細検索(Advanced)]ボタンを押下することで、詳細検索エリアを表示する。詳細検索についてはUSER-1-2: 詳細検索を参照。
検索を行うと、検索結果がトップページ画面の検索結果エリアに表示される。
検索結果は【Administration > 設定(Setting) > 検索設定(Search)画面】での設定の通りに表示される。詳細については、USER-2-1一覧形式表示を参照。
検索結果エリア
[エクスポート(Export)]ボタンを表示する。
ボタンを押下すると、一括出力画面に遷移して、アイテムの情報をエクスポートできる。アイテムの一括出力についてはUSER-2-4: アイテム一括出力を参照。アイテム表示の設定エリア
デフォルト値について、設定されている【Administration > 設定(Setting) > 検索設定(Search)画面】の検索結果表示設定エリアから取得する。[表示順](Display Order)プルダウンリスト:検索結果の表示順を選択する。
選択肢は【Administration > 設定(Setting) > 検索設定(Search)画面】での「表示する」リストとする。順序プルダウン:昇順、降順を選択する。
選択肢は「asc, desc」とする。[表示数](Display Number)プルダウンリスト選択肢は「20,50,75,100」とする。
アイテム一覧表示
アイテムタイトルがリンク形式で表示される。
リンクをクリックすると、該当アイテム詳細画面に遷移する。表示されるアイテムはロールによって異なる。
システム管理者、リポジトリ管理者、コミュニティ管理者の場合はすべて表示される。
ただし、制限公開されているアイテムについては、公開日までシステム管理者と登録者のみ閲覧可能となる。
登録ユーザー、一般ユーザー、ゲストの場合はpublicなインデックスツリー内のpublicなアイテムのみ表示される。
ただし、登録ユーザーに関しては自身で登録したアイテムのみPrivateであっても検索対象となる。
ページング機能を設ける。
- ページングナビゲーションを操作することで、表示内容が切り替わる。
関連モジュール
weko_search_ui:検索結果をUIに表示する
config.WEKO_SEARCH_UI_JSTEMPLATE_LIST_RESULTS : アイテム一覧のテンプレート
weko_records
utils.sort_meta_data_by_options:
weko_items_ui
weko_theme
処理概要
メインコンテンツ」ウィジェットの、[トップ(Top)]タブ上部にアイテム検索エリアを表示する。
アイテム検索エリアには検索文字列を入力するテキストボックス、[検索(Search)]ボタン、[詳細検索(Advanced)]ボタン、全文/キーワードの検索方式を切り替えるラジオボタンを表示する。
メインコンテンツ」ウィジェットの[トップ(Top)]タブにある検索テキストボックスに文字列を入力し、入力エリア右隣の[検索(Search)]ボタンを押下することで、weko_search_ui.views.searchメソッドが呼び出され、検索の処理を実行する。検索文字列を入力しない場合、登録データの全件を対象とした検索を行う。
[検索(Search)]ボタンを押下せず、テキストボックス内にカーソルキーがある状態でエンターキーを押下することでも、同様に検索処理を実行する。
検索処理後、メインコンテンツ」ウィジェットの[トップ(Top)]タブに検索結果エリアを表示する。検索結果エリアの表示形式はdb内のSearchManagementテーブルの情報から作成される。
検索結果エリアにはエクスポートボタン、アイテムの表示順、表示数の現在の設定、検索結果のアイテム一覧、ページングナビゲーションを表示する。
最初に検索した際は、アイテム表示に関する設定のデフォルト値として、【Administration > 設定(Setting) > 検索設定(Search)画面】での[検索結果表示設定]エリアで設定された値を取得し、取得した値に従って表示する。
[エクスポート(Export)]ボタンを押下すると一括出力画面に遷移し、アイテムの情報をエクスポートできる。アイテムの一括出力についてはUSER-2-4: アイテム一括出力を参照。
アイテムタイトルのリンクをクリックすると、該当アイテムの詳細画面に遷移する。
アイテムの表示順、表示数のプルダウンを選択すると、検索結果エリアでのアイテムの表示を選択した表示順、表示数に変更する処理を行う。
更新履歴
日付 | GitHubコミットID | 更新内容 |
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57247ecce9b5e0879a2538687e446e0ea310129c | 初版作成 |
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353ba1deb094af5056a58bb40f07596b8e95a562 | v0.9.22対応 |
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7733de131da9ad59ab591b2df1c70ddefcfcad98 | v1.0.7対応 |