ユーザープロファイル
目的・用途
本機能は、ユーザーのユーザー名、タイムゾーン、言語を個別に設定する際に用いる機能である。
利用方法
【Administration > ユーザー管理（User Management） > ユーザープロファイル（User Profile）画面】にて操作を行う。
利用可能なロール
| ロール | システム 管理者 |
リポジトリ 管理者 |
コミュニティ 管理者 |
登録ユーザー | 一般ユーザー | ゲスト (未ログイン) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 利用可否 | ○ |
機能内容
【ユーザープロファイル（User Profile）画面】には以下のタブが表示される
一覧（List）
フィルターを追加▼（Add Filter▼）
一覧（List）タブ選択中のみ表示
外観はタブだが機能としてはプルダウンメニュー
選択▼（With selected▼）
一覧（List）タブ選択中のみ表示
外観はタブだが機能としてはプルダウンメニュー
編集（Edit）
一覧（List）タブ選択中は非表示
一覧（List）タブの操作によって表示される
編集（Edit）タブまたは詳細（Details）タブ選択中に表示
詳細（Details）
一覧（List）タブ選択中は非表示
一覧（List）タブの操作によって表示される
編集（Edit）タブまたは詳細（Details）タブ選択中に表示
「一覧」（List）タブに登録されているユーザーを表示する
表示項目は以下の通りである
チェックボックス
アクション（閲覧・編集・削除を表すアイコン）
「User Id」
「ユーザー名（Username）」
「タイムゾーン（Timezone）」
「言語（Language）」
表示内容は、userprofiles_userprofileテーブルから取得した情報である
「フィルターを追加▼」（Add Filter▼）ボタンをクリックすると、以下の追加可能なフィルターリストを表示し、フィルター名をクリックすると当該フィルターの入力エリアを追加する
フィルター名
「User Id」
フィルター方式の選択肢：フィルター方式の選択肢：等しい（equals）、等しくない（not equal）、より大きい（greater than）、より小さい（smaller than）、空（empty）、一覧にある（in list）、一覧にない（not in list）
入力された文字列を使い、選択したフィルター方式で絞り込む
「ユーザー名（Username）」
フィルター方式の選択肢：含む（contains）、含まれていません（not contains）、等しい（equals）、等しくない（not equal）、空（empty）、一覧にある（in list）、一覧にない（not in list）
入力された文字列を使い、選択したフィルター方式で絞り込む
「タイムゾーン（Timezone）」
フィルター方式の選択肢：上記の「ユーザー名」と同じである
プルダウンメニューからタイムゾーンを選択して、選択したフィルター方式で絞り込む
「言語（Language）」
フィルター方式の選択肢：上記の「ユーザー名」と同じである
プルダウンメニューから言語を選択して、選択したフィルター方式で絞り込む
選択肢は、「自動（Automatic）」「日本語（Japanese）」「英語（English）」
設定したフィルターは［適用（Apply）］ボタンを押下することで一覧に適用される
［フィルターをリセット（Reset filter）］ボタンを押下すると、設定したフィルターがリセットされる
「選択▼」（With selected▼）ボタンをクリックすると、以下の追加可能な機能（現在削除ボタンのみ）を表示する
レコードにチェックを入れない場合、「削除」（Delete）ボタンを押すと、エラーメッセージを表示する
メッセージ：
日本語：「少なくとも一つのレコードを選択してください。」
英語：「Please select at least one record.」レコードにチェックを入れる場合、「削除」（Delete）ボタンを押すと、確認ダイアログを表示する
メッセージ：
日本語：「選択したレコードを削除してもよろしいですか。」
英語：「Are you sure you want to delete selected records?」［OK］ボタンを押すと、該当ロールを削除し、メッセージを画面上部に表示する
メッセージ：
日本語：「レコード数＋レコードが正常に削除されました。」
英語：「Record was successfully deleted.」［キャンセル（Cancel）］ボタンを押すと、確認ダイアログを閉じる
検索テキストボックスでユーザーを検索する
プレースホルダー：「Search」
任意のテキストを入力し、キーボードでの「Enter」を押すと、ユーザープロファイル検索を行う
テキストボックスの右端での［X］ボタンを押すと、検索条件がクリアーされる
ユーザープロファイル行にて目アイコンを押すと、該当ユーザーの詳細情報を「詳細」（Details）タブに表示する
表示項目：User Id、Username、Fullname、Timezone、Language
- それぞれ、userprofiles_userprofileテーブルのuser_id、username、fullname、timezone、languageフィールドに対応している
UsernameとFullnameは、設定できる画面がWEKOにないため、userprofiles_userprofileテーブルを直接編集しない限り空欄となる
- WEKO内では使用する箇所もない
一覧タブや編集タブ、各ユーザーが個別に表示するユーザープロフィール画面で表示や編集を行う「ユーザー名（username）」は、userprofiles_userprofileテーブルではdisplaynameである
ユーザー行にて鉛筆アイコンを押すと、該当ユーザーを「編集」（Edit）タブに表示し、ユーザーの情報が編集できる
編集項目： Username、Timezone、Language
- それぞれ、userprofiles_userprofileテーブルのdisplayname、timezone、languageフィールドに対応している
関連コンフィグ
WEKO_USERPROFILES_ROLES:
- JGSS専用のコンフィグです。
JGSSの4つロール（管理者、一般、院生、学部生）を指定するものです。
- JGSS専用のコンフィグです。
WEKO_USERPROFILES_POSITION_LIST_GRADUATED_STUDENT:
- JGSS専用のコンフィグです。
JGSSでは、ユーザーの役割を選択した場合、その役割に該当するロールを自動設定するものです。
例：役割一覧は以下のコンフィグに定義されています。
https://github.com/RCOSDP/weko/blob/v0.9.22/modules/weko-user-profiles/weko_user_profiles/config.py#L113-L121
この役割一覧の１つを選択した場合、該当するロールに「学院性」ロールが自動設定されます。
- JGSS専用のコンフィグです。
関連モジュール
- weko_user_profiles
処理概要
一覧タブ表示時は、weko_user_profiles.admin.UserProfileView.index_viewメソッドで情報を取得している
一覧タブの表示内容は、以下のコンフィグで決定している
設定キー：WEKO_USERPROFILES_FORM_COLUMN
以下の表示候補の中から、このコンフィグにあるものを表示している
User Id
ユーザー名（Username）
氏名（Fullname）
タイムゾーン（Timezone）
言語（Language）
大学・機関（University/Institution）
所属部局・部署（Affiliated Division/Department）
役職（Position）
役職（その他）（Position (Others)）
電話番号（Phone number）
所属学会名（Affiliated Academic Society）
所属学会役職（Affiliated Academic Society Position）
- 所属学会名と所属学会役職は最大５つまで設定可能
編集タブ表示時は、UserProfileView_edit_viewメソッドで情報の取得、更新を行う
「Timezone」の選択肢は、以下のコンフィグで設定している
キー：USERPROFILES_TIMEZONE_LIST
［保存（Save）］ボタンを押すと、以下の内容でフォームデータが送信される
「displayname」：画面上の「ユーザー名（Username）」で入力されたもの
「timezone」：画面上の「Timezone」で選択されたもの
「language」：画面上の「Language」で選択されたもの
送信されたフォームデータによって、userprofiles_userprofileテーブルの内容が更新される
更新履歴
| 日付 | GitHubコミットID | 更新内容 |
|---|---|---|
|
353ba1deb094af5056a58bb40f07596b8e95a562 | 初版作成 |