メール送信

• 目的・用途

本機能は、送信元の情報を設定する機能である

• 利用方法

【Administration > 設定（Setting） > メール送信（Mail）画面】に送信元の情報を設定する

• 利用可能なロール

• 機能内容

• 「Mail Setting」にてメールサーバの設定をする

  • 設定項目は以下の通りである

    • 「SMTPサーバ（Server）」：メールサーバ

      • デフォルト：「localhost」

    • 「ポート（Port）」：メールポート

      • デフォルト：「25」

    • 「TLSを使用する（Use TLS）」

      • デフォルト：チェックなし

    • 「SSLを使用する（Use SSL）」

      • デフォルト：チェックなし

    • 「ユーザー名（Username）」

      • デフォルト：空白

    • 「パスワード（Password）」

      • デフォルト：空白

    • 「ドメイン（Domain）(v1.0.7追加)」

      • デフォルト：空白

    • 「デフォルト送信元（Default sender）」

      • デフォルト：空白

  • ［更新（Update）］ボタンを押すと、入力内容を確認し、エラーなしの場合、設定内容を保存し、メッセージを画面上部に表示する
    　メッセージ：
    　日本語：「メールの設定を更新しました」
    　英語：「Mail settings have been updated.」

  • エラーの場合は以下の通りである

    • 「Server」に入力しない場合
      エラーメッセージ：「Mail server can't be empty.」

    • 「Port」に入力しない場合
      エラーメッセージ：「Mail port can't be empty.」

    • 「Default sender」に入力しない場合
      エラーメッセージ：「Mail default sender can't be empty.」

• 「Send Test Mail」にてテストメール送信を行う

  • 設定項目は以下の通りである

    • 「送信先（Recipient）」

    • 「主題（Subject）」

    • 「本文（Body）」

  • ［送信（Enable）］ボタンを押すと、設定内容でメールの送信を行う

    • 送信が成功の場合、以下のメッセージを画面上部に表示する
      　メッセージ：
      　日本語：「テストメールを送信しました。」
      　英語：「Test mail sent.」

    • 送信が失敗の場合、以下のメッセージ及びエラーコードを画面上部に表示する
      メッセージ：「Failed to send mail.」

• 関連モジュール

• invenio-mail

• 処理概要

• 画面表示時は、invenio_mail.admin.MailSettingVIew.indexメソッドがGETで呼び出される

  • このとき、mail_configテーブルからメールサーバの設定を取得する

    • invenio_mail.models.MailConfig.get_configメソッドの中で、設定が取得できなかった場合は、デフォルトの内容のレコードを作成してからそれを取得する

  • 「Mail Setting」の内容を取得したもの、「Send Test Mail」の内容を空欄として表示する

• ［更新（Update）］ボタンを押すと、invenio_mail.admin.MailSettingVIew.indexメソッドがPOSTで呼び出される

  • エラーチェックを通過した場合、mail_configテーブルのレコードを更新する

    • invenio_mail.models.MailConfig.set_configメソッドによって、１つのレコードを更新する

  • その後、「Mail Setting」の内容を画面で入力したもの、「Send Test Mail」の内容を空欄として画面に表示する

• ［送信（Enable）］ボタンを押すと、invenio_mail.admin.MailSettingVIew.send_test_mailメソッドが呼び出される

  • mail_configテーブルから取得した情報をメールサーバの各種設定として、「Send Test Mail」の各入力欄に入力したものをメッセージとしてcurrent_app.extensions['mail']に設定して、送信する

  • その後、「Mail Setting」の内容をテーブルから取得したもの、「Send Test Mail」の内容を空欄として画面に表示する

• 「ドメイン（Domain）」の値を持ちいて送信元ドメインを設定する。

• 更新履歴